社長の独り言

新年度

写真 今年も4月1日となりました。
毎年なのですが、この日は自分の社会人1日目の朝を思い出します。
入社式自体は普通でしたが(前年までは映画「黒部の太陽」を見せられてたそうですが)今の入社式は親が同席というのもあるそうです。これは人手不足問題への対策のひとつで、子も会社も親に安心してもらうためだそうです。今の立場(経営者及び親)ならわかる気はしますが、自分のころならあり得ないと思ったことでしょう。

何が正しいのか違うのか日々変わってもおかしくありません。自分の時はこうだったからこれが正解なんてことは考えない方がいいでしょう。

丸三興業の今年の言葉は4つの「わ」 その一つに「話」があります。
弊社は20代から70代まで働いています。いろんな意見や考えがあります。皆の力が発揮できるように、しっかり目線を合わせて会話をしていきたいです。

タイミングと間

先日仲間と食事をしてる時のこと。

A「水割りください」
K「なんの水割りだよ。わからないだろ」
A「そりゃ水の水割りのわけないじゃん」

と冗談を言って笑っていると、店員さんが
「ただの水になりますがよろしいですか」
と良い間を開けて穏やかに返してきました。

すげえ(ナイスな返し)と思った私は店員さんの顔を見てしまいました。(^^

これは、笑い話になりますが、この店員さんはさぞ頭の切れる方なのだろう。(その後の仕事ぶりはテキパキにこなすように見えました)

私も人と話すときは、何を答えるか一生懸命考えます。でも後々いつも反省してます。
まして社員と話すときはより大切に。社員の未来のためになったか、会社のためになったか、、
考えてはいるけどいつも反省しております。

人は会話がなくてはマイナスばっか膨らみます。
どんな時代になっても人間同士が仕事をする以上、会話は大切にしたいです。

ド根性

写真 Marusan Garden に4年前に植えたコキア。

毎年育ってくれます。

昨年の種が、会社前のアスファルトの隙間に落ちたのでしょうか。

小さいコキア 10pくらいの高さ。

最近、きれいな真っ赤に変わりました。

歓喜の前に

写真 今年も贔屓チームのヤクルトスワローズがリーグ優勝をし、そして無事に日本シリーズへと駒を進めました。

日本シリーズ進出を決めた試合は、対戦(敗者)相手の今シーズン最後の試合でもあります。相手チームの監督は今シーズンで勇退でもありました。

勝者ヤクルトスワローズが日本シリーズ進出を決めた試合後、選手は喜びそして監督を中心に輪になり、いつもはそのまま胴上げとなるのですが、、、、、

今シーズン最年少での三冠王、シーズン日本人最多本塁打、5打席連続本塁打などたくさんの新記録を作った村上選手が、胴上げ前に相手チームの監督がスタンドのファンに挨拶してるのを見て、30歳以上年上の監督にその光景を教え胴上げを待ちましょうと提案しました。

この視野の広さと相手チームへの心遣い、、、もう人として尊敬してしまいます。

しかも、まだ22歳

(自分のそのころは相手の学校が会場で入れ替え戦に勝利し相手のことなんかまったく考えず胴上げしてました(今思えば恥ずかしいです、、)

その後相手チームがスタンドから出たとたん、村上選手はすごい笑顔になりぴょんぴょんぴょんぴょん跳ねてうれしさを表現してました。
(ここはあどけない22歳の顔でした。)

どんな状況でも、冷静で謙虚でそして相手を敬う。
喜びは皆で分かち合う。

社会人とは 組織とは というのを学ばせてもらいました。

4月1日

本日から新年度。
4月1日に社会人としてスタートする人はたくさんいると思います。
私自身も昔、入社式を経験しました。(4月1日入学式という経験もしましたが)
入社式のニュースをテレビで見ますが、ここ何年か必ず思うのは、社長の新入社員への言葉。
大企業は「入社おめでとう」
中小企業は「入社してくれてありがとう」

もちろん絶対ではありませんが、痛いほど心に響きます。
入社してくれてありがとうと思う中小、零細企業の経営者は心の底から思っていると思います。
 

クリスマスケーキ

写真  今年も忘年会を中止にしました。その代わりに、今年もお客様でもある

「お菓子の工房 レスール」

様にお願いして、特別にデザインしたクリスマスケーキを社員にプレゼントしました。

とても上品な味で、さすが人気店のケーキです。
(駅から離れているのに、行列もできるお店です)

ケーキを渡した当日、翌日の朝と社員からはお礼の言葉をもらいました。
私からしてみれば、みんなが頑張ってくれるから、忘年会を開けたり、ケーキを配れたりする。
私の方こそ感謝です。

サラリーマン時代、忘年会や飲み会の有難みを全く感じなかった自分としてはとても恥ずかしい限りです。

お互い感謝する気持ちを大切に、みんなで会社を盛り上げていこうと話し(言ってく)ました。

めんどくさい、でも笑える未来へ

写真 日常生活で「めんどくさいなぁ」「大変そうだなぁ」と言うことをよく聞きます。そう思って手を付けないと何事にも手を付けなくなります。勉強がめんどくさい、仕事が大変、はたまた外出るのもめんどくさいなど、その後動かない理由を考えだしてしまいます。
でも、私の経験上めんどくさいこと、大変なことはいい思い出になり、もっとよければ笑い話にもなりました。
学生時代に毎日同じ練習にめんどくささを感じていたが、それが身につき、自信となり勝ちに繋がる。きつくて辛かった根拠のないトレーニングの数(腕立腹筋背筋50回×3セットは今も意味が分からない(笑))は、今仲間と会えば笑いながら酒が進むし、社会人になったら大変なプロジェクトをやり切ったからこそ、後輩への指示も自信を持って言える。

大変だから価値があり、きつかったからこそ楽しくなる。

大変だと思ったことにあえて挑戦し、乗り越えればいい思い出になる。話のネタになる。そして必ず笑える未来が来ると私は思ってやっております。


 

ヤクルトスワローズ日本一

写真 もう、40年近くひいきチームのヤクルトスワローズが下馬評を覆して日本一になりました。
 私の周りのたくさんの人から「おめでとうございます」と一ファンだけなのに声を掛けられ、うれしく思ってます。

胴上げの時こんなに多くの選手がうれし泣き(若き主砲の村上選手は初めてうれし泣きしたと言ってました)した優勝は過去になかったのではと思います。

でも私が一番印象に残った場面は、日本シリーズ進出を決めたファイナルステージの表彰式。大活躍してMVP(most valuable player)確実と思われた塩見選手。高津監督の横に立ち、仲間からは表彰場所のある前に押されたり、手を上げさられたりといじられていたところで、MVPは20歳の奥川投手と発表!!その瞬間、当人の塩見選手、村上選手、山田選手、青木選手、高津監督までその場で吉本新喜劇のようにずっこけ、若手からベテランそして指揮官も同じようなリアクションをしていいチームだなぁと思いました。でももっと嬉しかった(おこがましいですが、感心した)のはその後で、端にいた奥川投手(一番若いから端っこ)が表彰され端に戻ろうとした際、受賞を逃した塩見選手は奥川投手の腕を取り高津監督と塩見選手の間、つまり真ん中に奥川投手を入れてあげました。後輩に取られた悔しさよりも、その後輩を称える。塩見選手のこの粋な行動に塩見選手の人間性のすばらしさを感じました。

今回の優勝は、同じ目標にむかって、選手、首脳陣個人個人がしっかりした目標を持ち、活躍したら皆で喜び、ミスしたら皆で励ましたり話し合ったり、各自の人間性からの組織力も優勝の一つの要因かなぁと勝手に解釈しております。

笑顔がたくさんあって結果を残す。そんな仕事、組織は究極だと思います。




 

飲酒運転撲滅に向けて

先日、所属団体で飲酒運転撲滅の講習会に参加しました。

飲酒運転は本人だけの問題ではなく、事業停止、信用失墜、経営破綻にも影響する可能性があります。
弊社では出勤時と退勤時にアルコール検査をしております。

講習では体内でのアルコール処理時間の目安や、チェックの方法、またはアルコールを検査して初めてエンジンがかかる装置等の説明がありました。

対策の一つに日ごろのコミュニケーションが重要とありました。運行管理者または上司が、部下と日ごろからよく話しをしていて良好な関係なら相談もあるし、ちょっとした変化にも気づきます。

皮肉にもコロナ禍で会話は控えめにとか黙食でとか言われてますが、飲酒運転撲滅には会話は重要です。

そのよう事でもコロナウイルスの収束を願うばかりです。
 

コラム No.1

過去の私のコラムをここに載せます。